12月1日、菊川市でも地域防災訓練が行われました。
地元、小笠東地区では避難者の迎え入れから避難所の設営に至る避難所運営、無線機による情報の収集・報告、各自主防への物資の配布、炊き出し等の訓練を行いました。
炊き出し訓練では、御殿場の板妻駐屯地の自衛隊員にカレーを作っていただきました。調理をする車両は「野外炊飯1号」といい、路上を走りながらでも調理でき、200人分の主食と副食を45以内で作る能力を持っています。とてもおいしいカレーで、避難時にこのカレーを食べることができれば元気が出ます。
令和6年8月8日に、令和元年の制度開始後初めて、南海トラフ地震臨時情報が発表されました。これを受け、県は県民に対し大規模地震に対する県民の防災意識や防災対策の実施状況等を把握するため、インターネットにより県民意識調査を実施しました。
備蓄に関するアンケートでは、食料、飲料水、携帯トイレ等いずれの項目においても「備蓄をしていない」の割合が減少しました。今まで備蓄をしなかった方が、今回の臨時情報を機に備蓄への行動を開始するなど大きな意識変化がうかがえます。ただ、本来望ましい「7日分以上」の備蓄をしている割合は、いずれの項目でも能登半島地震後に増加しましたが、今回は減少しています。万が一に備え、7日分以上の備蓄をするようにしましょう。